前の記事では、
PHPの基本的な書き方と、
「サーバーで実行される言語」であることを学びました。
PHPで実際に処理を書いていくためには、
値を扱う仕組み を理解する必要があります。
その中心となるのが、
変数 と データ型 です。
この記事では、
PHPで値を扱うための基礎として、
変数の考え方と、最低限知っておくべきデータ型を
コード付きで整理します。
この記事で学べること
・PHPの変数の基本的な使い方
・データ型とは何か
・文字列・数値・真偽値の違い
・配列がどんな役割を持つか
PHPの変数とは何か
変数とは、
値を一時的に保存しておく箱 です。
PHPでは、
すべての変数名の先頭に
$(ドルマーク) を付けます。
このルールは必須です。
変数の基本的な使い方
サンプルコード①:変数に値を入れて表示する
コードの読み解き
・$name
→ 変数名
・’太郎’
→ 文字列の値
・echo $name
→ 変数に入っている値を表示
このように、
変数を使うことで
値を何度も使い回すことができる
ようになります。
データ型とは何か
データ型とは、
その値が「何として扱われるか」
を表すものです。
PHPは、
・文字として扱う
・数値として計算する
といった判断を、
データ型を元に行います。
なぜデータ型を意識する必要があるのか
データ型を意識しないと、
・計算結果がおかしくなる
・条件分岐が想定どおりに動かない
・エラーの原因が分からない
といった問題が起こります。
「値そのもの」だけでなく、
その値の型 を意識することが重要です。
文字列(string)
文字列は、
文字の並びとして扱われるデータ です。
名前やメッセージなどは、
文字列として扱います。
サンプルコード②:文字列の例
数値(integer / float)
数値は、
計算に使われるデータ です。
サンプルコード③:数値の例
ポイント
・数値型は計算ができる
・文字列として扱われると計算できない
数値を扱う場面では、
「これは数値か?」
を意識しましょう。
真偽値(boolean)
真偽値は、
正しいか、正しくないか
を表すデータ型です。
・true
・false
の2つしかありません。
サンプルコード④:真偽値の例
データ型と条件分岐の関係
条件分岐では、
最終的に true か false が判断されます。
そのため、
・どの型の値を使っているか
・どんな結果になるか
を意識しないと、
想定外の分岐が起こります。
次の記事の条件分岐につながる
非常に重要なポイントです。
配列(array)は「次の記事の主役」
ここでは、
配列について 軽くイメージだけ 押さえます。
配列とは、
複数の値をまとめて扱うためのデータ型 です。
サンプルコード⑤:配列の例
このコードでは、
「赤」が表示されます。
配列については、
次以降の記事で詳しく扱います。
PHPは型に比較的ゆるい言語
PHPは、
・型を明示的に書かなくても動く
・状況に応じて型を変換する
という特徴があります。
そのため書きやすい反面、
型の意識が弱いとバグを生みやすい
という側面もあります。
初心者がよくやるミス
変数と型で多いミスです。
・$ を付け忘れる
・文字列と数値を混同する
・配列なのに普通の変数として扱う
「今扱っているのは何の型か?」
を常に自問しましょう。
学習初期で意識すべきこと
この段階では、
・型を完璧に覚えようとしない
・コードを動かして確認する
・結果がどうなるかを予想する
という姿勢が大切です。
まとめ
この記事では、
PHPで値を扱うための基礎として、
・変数の使い方
・データ型の考え方
・文字列・数値・真偽値・配列の概要
を学びました。
この理解があると、
次の 条件分岐 の記事が
一気に分かりやすくなります。
次に読むべき記事
▶ 次の記事
6-4 PHPの条件分岐(if / else)
▶ 関連記事
6-2 PHPの基本文法と書き方



コメント