フリーランスや副業エンジニアとして仕事をしていると、
「IP制限がかかっているので、固定IPを教えてください」
と言われることがあります。
自宅回線は動的IP。
固定IPはオプションで高額。
既存の固定IPサービスは値段の割に速度も出ず不安定なこともある。
“どうするのが現実的なのか”
私が最終的に選んだのは、
VPSを契約し、その中にWireGuardでVPNを構築する方法でした。
なぜこの構成なのか
構成はシンプルです。
自宅(10.0.0.x)
→ VPSでNAT
→ 固定グローバルIPで外へ出る
月額数百円。
実務で使える速度。
自分で制御できる安心感。
実際に速度を計測したところ、
通常回線:下り400Mbps超
VPN経由:下り60Mbps前後
数字だけ見ると落ちますが、
実務用途では十分な帯域です。
むしろ重要なのは、
・安定性
・再現性
・トラブル時に自分で直せること
ここでした。
でも、構築は意外とハマる
実際にやってみると、
次のポイントで詰まりやすいです。
・パケットフィルターを開け忘れる
・UFWのFORWARDがDROPのまま
・NATのインターフェース名を間違える
・DNSだけ通らない
・SaveConfigでPeerが消える
「繋がっているのに通信できない」
この状態が一番しんどいです。
原因が分からないと、
時間だけが溶けます。
そこで、手順書をまとめました
実際に構築して、
ハマった順番で整理しています。
内容は以下です。
・シンVPS契約手順(SSHキー自動生成含む)
・パケットフィルター設定(TCP22 / UDP51820)
・UFW / FORWARD / NATの正しい設定
・WireGuard鍵構造の整理
・Mac / iPhoneの具体設定
・DNSトラブルの切り分け順
コマンドはコピペで進められるようにしつつ、
「なぜその操作をしているのか」も解説しています。
こんな人に向いています
・取引先に固定IP提出が必要
・安定した固定IP環境を自分で持ちたい
・ブラックボックスなサービスに依存したくない
・ネットワークの理解を一段深めたい
初心者向けというより、
エンジニア寄りの内容です。
詳細はこちら
noteで有料手順書として公開しています。
→シンVPS×WireGuardで「VPN」を作る手順書(Mac/iPhone対応)――固定IP(グローバルIP)が必要なあなたへ
もし、
「固定IPが必要だけど、どうするか迷っている」
そんな状態なら、
この構成はかなり現実的な選択肢です。
自分専用の“出口”を持つだけで、
仕事の自由度は大きく変わります。




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