6-3 PHPの変数とデータ型の基本

Web開発学習ロードマップ

前の記事では、
PHPの基本的な書き方と、
「サーバーで実行される言語」であることを学びました。

PHPで実際に処理を書いていくためには、
値を扱う仕組み を理解する必要があります。

その中心となるのが、
変数データ型 です。

この記事では、
PHPで値を扱うための基礎として、
変数の考え方と、最低限知っておくべきデータ型を
コード付きで整理します。


この記事で学べること

・PHPの変数の基本的な使い方
・データ型とは何か
・文字列・数値・真偽値の違い
・配列がどんな役割を持つか


PHPの変数とは何か

変数とは、
値を一時的に保存しておく箱 です。

PHPでは、
すべての変数名の先頭に
$(ドルマーク) を付けます。

このルールは必須です。


変数の基本的な使い方

サンプルコード①:変数に値を入れて表示する

<?php
$name = '太郎';
echo $name;

コードの読み解き

・$name
 → 変数名
・’太郎’
 → 文字列の値
・echo $name
 → 変数に入っている値を表示

このように、
変数を使うことで
値を何度も使い回すことができる
ようになります。


データ型とは何か

データ型とは、
その値が「何として扱われるか」
を表すものです。

PHPは、

・文字として扱う
・数値として計算する

といった判断を、
データ型を元に行います。


なぜデータ型を意識する必要があるのか

データ型を意識しないと、

・計算結果がおかしくなる
・条件分岐が想定どおりに動かない
・エラーの原因が分からない

といった問題が起こります。

「値そのもの」だけでなく、
その値の型 を意識することが重要です。


文字列(string)

文字列は、
文字の並びとして扱われるデータ です。

名前やメッセージなどは、
文字列として扱います。

サンプルコード②:文字列の例

<?php
$message = 'こんにちは';
echo $message;

数値(integer / float)

数値は、
計算に使われるデータ です。

サンプルコード③:数値の例

<?php
$price = 1000;
$tax = 100;

echo $price + $tax;

ポイント

・数値型は計算ができる
・文字列として扱われると計算できない

数値を扱う場面では、
「これは数値か?」
を意識しましょう。


真偽値(boolean)

真偽値は、
正しいか、正しくないか
を表すデータ型です。

・true
・false

の2つしかありません。

サンプルコード④:真偽値の例

<?php
$isLogin = true;

if ($isLogin) {
  echo 'ログイン中です';
}

データ型と条件分岐の関係

条件分岐では、
最終的に true か false が判断されます。

そのため、

・どの型の値を使っているか
・どんな結果になるか

を意識しないと、
想定外の分岐が起こります。

次の記事の条件分岐につながる
非常に重要なポイントです。


配列(array)は「次の記事の主役」

ここでは、
配列について 軽くイメージだけ 押さえます。

配列とは、
複数の値をまとめて扱うためのデータ型 です。

サンプルコード⑤:配列の例

<?php
$colors = ['赤', '青', '緑'];
echo $colors[0];

このコードでは、
「赤」が表示されます。

配列については、
次以降の記事で詳しく扱います。


PHPは型に比較的ゆるい言語

PHPは、

・型を明示的に書かなくても動く
・状況に応じて型を変換する

という特徴があります。

そのため書きやすい反面、
型の意識が弱いとバグを生みやすい
という側面もあります。


初心者がよくやるミス

変数と型で多いミスです。

・$ を付け忘れる
・文字列と数値を混同する
・配列なのに普通の変数として扱う

「今扱っているのは何の型か?」
を常に自問しましょう。


学習初期で意識すべきこと

この段階では、

・型を完璧に覚えようとしない
・コードを動かして確認する
・結果がどうなるかを予想する

という姿勢が大切です。


まとめ

この記事では、
PHPで値を扱うための基礎として、

・変数の使い方
・データ型の考え方
・文字列・数値・真偽値・配列の概要

を学びました。

この理解があると、
次の 条件分岐 の記事が
一気に分かりやすくなります。


次に読むべき記事

▶ 次の記事
6-4 PHPの条件分岐(if / else)

▶ 関連記事
6-2 PHPの基本文法と書き方

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